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ろむめも

気になったこととか、調べたことをゆるくまとめます。主にプログラミング関連の話題が多いです。

MacでCaffe(DeepLeaningフレームワーク)の立ちあげ方

経緯

我が家のMac環境にDeepLearning用フレームワークであるcaffeをインストールしようとした時の話。

公式では、Caffeの特徴を以下のようにうたっています。
アーキテクチャが良い(Cpu/Gpuモードの切り替えが簡単
・コードの拡張性が高い(多くの開発者が参加しているから
・処理が早い(シングルNVIDIA K40 GPU上で1日当たり6千万枚?の画像を処理できる
・コミュニティがある

今回、私がCaffeを選んだ理由は日本語ネイティブの辛い所ではありますが、日本語のオライリー本がある所でした。
O'Reilly Japan - Caffeをはじめよう

やった事

まず、公式のgithubレポジトリからpullリクエストを行い、caffeのコードをローカル環境に持ってきました。
BVLC/caffe · GitHub
実際には私の環境ではgithub desktopを使ってpullしました。

次に、これをビルドして使えるようにする必要があります。
手順はまずは公式サイトのインストール項を参照しました。
Caffe | Installation

GPUモードもあるようですが、CUDAの設定もやらないといけなくなるので色々面倒だと思い、CPUのみのモードでやります。
CPUのみのモードだとmakefile.configの中身の編集が必要とのことでした。

CPU-only Caffe: for cold-brewed CPU-only Caffe uncomment the CPU_ONLY := 1 flag in Makefile.config to configure and build Caffe without CUDA. This is helpful for cloud or cluster deployment.

本日時点では8行目ぐらい?にある設定の頭に「#」があるのでそれを削除してuncommentしました。

これでいけるかなと思いまして、

cd caffe
make all

でビルド
(caffeの場所はpullした場所によるので各自の環境でmake実行する必要があります)

PROTOC src/caffe/proto/caffe.proto
make: protoc: No such file or directory
make: *** [.build_release/src/caffe/proto/caffe.pb.cc] Error 1

ダメでした。
読むとgoogle protocolが無いのでダメですとのこと。
今回、homebrew環境からgoogle protocolをインストールしました。
その手順はこちらの記事を参照ください。
Mac環境にHomebrew経由でGoogle Protocolをインストールする - ろむめも


で、protocを仕入れて再度make all

🍺  /usr/local/Cellar/protobuf/2.6.1: 118 files, 7.1M

PROTOC src/caffe/proto/caffe.proto
CXX .build_release/src/caffe/proto/caffe.pb.cc
CXX src/caffe/blob.cpp
In file included from src/caffe/blob.cpp:4:
In file included from ./include/caffe/blob.hpp:8:
./include/caffe/common.hpp:4:10: fatal error: 'boost/shared_ptr.hpp' file not found
#include <boost/shared_ptr.hpp>
         ^
1 error generated.
make: *** [.build_release/src/caffe/blob.o] Error 1

boostが無いって言ってる。

こんな感じで無いものをhomebrewで
brew install **
しながら環境構築していきました。
私の環境でインストールが必要だったものは以下です。

brew install snappy leveldb gflags glog szip lmdb
brew install boost
brew install home-brew/science/opencv
brew install hdf5
brew install openblas

brewの不足品は以下のサイトを参考にしながらinstallしました。
CaffeをOS X 10.10 にインストールした // ichyo.jp
CaffeをCPU ModeでMac OS X 10.10に入れる手順 - Qiita
ただ、私の環境では上記サイトにあるようなboostバージョンによるエラーは出ませんでした。

また、余談ですがbrewしている過程で、以下のメッセージが出ました。
GitHubを特定の時間内で使いまくるとこうなるんでしょうか。
個人用tokenを作ってそれ使って下さいって言ってますが、今回は無視しましたが問題なくインストールできました。

Error: GitHub API rate limit exceeded for IPアドレス (But here's the good news: Authenticated requests get a higher rate limit. Check out the documentation for more details.)
Try again in 4 minutes 45 seconds, or create a personal access token:
  https://github.com/settings/tokens/new?scopes=&description=Homebrew
and then set the token as: HOMEBREW_GITHUB_API_TOKEN

また、opencvのインストール時に以下のメッセージが出ましたが、これも無視しました。

Warning: homebrew/science/opencv dependency gcc was built with a different C++ standard
library (libstdc++ from clang). This may cause problems at runtime.
==> Caveats
Python modules have been installed and Homebrew's site-packages is not
in your Python sys.path, so you will not be able to import the modules
this formula installed. If you plan to develop with these modules,
please run:
  mkdir -p /Users/note/.local/lib/python2.7/site-packages
  echo 'import site; site.addsitedir("/usr/local/lib/python2.7/site-packages")' >> /Users/note/.local/lib/python2.7/site-packages/homebrew.pth

とにかく早く環境立ちあげたかったので、あとで問題あれば対処という方向付けにしました。

必要なパッケージのインストールが完了したので無事

make all

でcaffeのビルドができました。

caffeはビルド後のテストを行うことができるようです。
これにクリアすればビルドが問題なくできた事が確認できます。
早速、

make test
make runtest

とすると、

[----------] Global test environment tear-down
[==========] 927 tests from 140 test cases ran. (57201 ms total)
[  PASSED  ] 927 tests.

で問題なくインストールできている事が確認できました。